この記事はメッセージボックスに「真歩さんの世界が~」とメッセージを下さった方へのお返事になります。
こんにちは、メッセージをありがとうございます! 思いの丈をぶつけてくださってありがとう。すっごくどきどきしました。今もしてる。今お返事をする手が震えてるし、心も震えてます。ちょっと怖いな、緊張しています。誰かの思いの熱を受けるってそうだ、こんな風だったな……想い出させてくれてありがとう。すべて私の力となります。いやいや自分は前置きまで長くなっちゃってだめですね。あなたの思いは確かに受け取りました! ぜひ私の言葉でお返事させてね。
衝撃的。確かにそうだなって思います。私はちゃんと物語を描こうと思って創作を始めてから主に『仔犬日記』を中心に創作をしていたし、あの物語は少し不思議なところもあるけれど世界は豊かで生命を脅かす「黄昏」や「魔獣」なんかは出てこないわけで、登場人物一人ひとりの人生に悲しい出来事や苦しい時期があったとしても、たくさんの人やものに触れて一人ひとりが成長し、たいせつな誰かと一緒に夜の道を夜明けに向かって歩いていく物語だから。
って、あれ? こうやって書いてみると根底は『たそがれの國』も同じだな……ということに気付かされました。おんなじですね。結局私がえがきたいのってそういうことなんだな……と思います。生きる場所や与えられる傷や与える傷の姿は違っていても、どの物語も傷付き傷付けながら、けれどどうにかして光の方へと歩いていこうとする物語。言い換えるならきっとそれは、孤独と向き合い抗う物語です。ふとしたときに「あれ、いつの間にこんな暖かいところへ出てきていたんだ?」と思える物語が私はずっと書きたいのだと思います。それを自覚したのは仔犬日記の話になってしまってごめんなさいなんですけど、アトリとホコウの話『きみの星を信じる』の章を書きはじめた頃です。
悔しいほどに羨ましくて大好き、泣きそうなほどに、嫌というほどに、焦がれるほどに好きと言ってくださってありがとう。正直に言うと文面の熱に完全に圧倒されていて、書きながらひたすら水を飲まないと口の中がカラッカラになってしまうほどに緊張しています。凄い……どきどきする。目の前で言葉をぶつけられたみたいだ。言葉の波を受けた濡れ鼠って感じ。最高。すっごく背筋が伸びました。あなたがこうして思いをぶつけてくれるから、私は腹をくくって物語を書くことができるのです。こんな感じでもっとたくさん私のことをぶん殴ってくれてもいいんだぜ!……って言うのは贅沢だな。ありがとう!
読みたい、感じてみたい、知りたいと思ってくれてほんっとうにありがとう! あなたがそう思ってくれたから、自分が思っていたことを書いてよかった~……! って強く強く思います。そしてたそがれの國を歩いてくれる決意をしてくれてありがとう。長い旅だけれど、あなたの心に夜明けに降る光の雨が一滴でも沁み入ってくれたら私は幸せです。ほんとうにそれ以上嬉しいことなんてないよ。
あなたもきっと、いつも生きているだけで途方もなく大きなものと戦っているのだと送ってくださったメッセージの文面から私は勝手に思っているのだけれど、どうだろう、違うかな。違ったらごめんね。でも、毎日をおくるあなたを私なんかでも、書いた物語で少しでも勇気づけることができたらいいなって、そんなことを小説を書きながらいつも思っています。一緒に歩いてほしいな。一緒に歩こう!
繰り返しになってしまうけれど、今回は思いの丈をぶつけてくれてほんとうにありがとう。未だに緊張しながら書いているからちゃんとお返事になっているのか不安ですが、私もあなたのメッセージから感じた思いの丈をここにしたためてみました。ああほんとうに嬉しいな! メッセージも、これからあなたがたそがれの國を歩いてくれることも、あなたが紡いだ言葉のすべてがほんとうに嬉しくて、そのどれもが私の力になります。何度言っても足りないな、ありがとうございます!
よかったらまた、いつでもメッセージを送ってくださいね。あなたさえよければ私は必ずお返事をします! それではまた、今日が生まれる地、たそがれの國、ソリスオルトスでお会いできることを願って! たかが輝くこんな世界を、あなたと一緒に歩けますよう!
綿谷真歩
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